集団ストーカー的な内容を扱っている作品

映画　

・「Gaslight」(ガス灯)　1940年イギリス版、1944年アメリカ版　

　妻の財産を狙う夫が、妻を精神病に仕立て上げるため、妻に対し様々な精神病工作を仕掛け、心理的に虐待する話。この作品の中で登場する工作手法が、集団ストーカーで使われる手口に似ていたため、精神病に仕立て上げる手法や心理的な虐待を表す用語として、この作品のタイトルを文字った「ガスライティング」という言葉が使われるようになった。

・「The Game」（主演Michael Dougles）1997年アメリカ

　主人公の父親(大富豪)は、主人公の幼少期に48歳の若さで自宅の屋根から投身自殺し、亡くなっている。話は父の遺産を継いだ主人公が、自殺した父親と同じ年齢になった時点から始まる。

主人公は誕生日の日に弟からレストランに呼び出され、あるゲーム会社を紹介される。主人公は弟からもらった会員証に書かれているゲーム会社を訪れ、体験型ゲームのサービスに申し込む。その後、主人公の身の回りに次々と不可解な出来事が起こり始める。

主人公が帰宅すると、かつて父親が屋根から投身自殺をして倒れていた状況を彷彿させるように、玄関前に血のペイントが施された等身大のピエロ人形が置かれている、自宅の盗撮、盗聴、ＴＶから話しかけてくるニュースキャスター、咳払いと同時に暗示的な行動をする者（目の前でピエロのストラップを落とす）、車で尾行してくる者達、主人公が借りているホテルの部屋に留守中、卑猥な写真やビデオがばらまかれる、家に帰ると家の中が大きく変えられている、ハニートラップ、睡眠薬、交通事故、ゲームが始まってから出逢った人物の殆どがグル（ゲーム会社の職員や役者）、目的を一切伝えず精神的に追い詰め、殺人などの事件を起こさせる、全ては主人公の勘違いで周囲は悪くなかったという演出をする、自責の念で自殺させる、相手の行為を許すように仕向ける、その後も主人公の心にはトラウマや猜疑心が残る。集団ストーカーの被害者であれば、一度は経験したことがあるような内容が満載。

・「トゥルーマンショー」1998年アメリカ

　主人公の男性は生まれた時からドキュメンタリー番組の被写体になっており、２４時間、３６５日、撮影、生放送されているという話。主人公の住む町は全て撮影用のセットで、町で暮らす人々は全員役者、奥さんも妻の役を演じている。主人公が使う商品はそのまま企業の宣伝になっている。

集団ストーカー被害者の生活が企業の商品開発や広告のアイデアに利用されていたり、マスコミが被害者の生活から流行を作り出し、つながりのある企業に利益を与えている状況に似ている。

小説

・「坊ちゃん」1906年（明治39年）　夏目漱石著

　中学校教諭の坊ちゃんが、勤務する中学校で生徒達から諜報活動や嫌がらせをされる場面が描かれている。天ぷら屋で食事をすれば「天麩羅先生」、生徒達が居ないことを確認して団子屋で団子を2皿食べれば「団子二皿七銭」、人の居ない温泉でこっそり泳いだら「湯の中で泳ぐべからず」などと、次の日学校の黒板に書かれ、宿舎で寝ている時に階上で一斉に足音の騒音を立てられたり、イナゴを布団の中に入れられるというようなくだりがある。また、夏目漱石自体が1900年、ロンドンに留学をした時から集団ストーカーの被害に遭っていたのではないかとも言われている。

・「歯車」1927年　芥川龍之介

芥川龍之介は生前、集団ストーカー被害に遭っていたのではないかと言われている。

「歯車」は、芥川龍之介が服毒自殺をした1927年に執筆した作品で、芥川龍之介自身の心象風景を描いた作品の一つだと言われている。自分の家が火事になる事を連想させるような出来事、探偵のように探りを入れてくる知人、宿泊していたホテルと示し合わせたかのような航空機の上空飛行、偶然居合わせたはずの飲食店で自分の噂話をしている団体客や外国人、不快な内容や仄めかしが書かれているファンレターや仕事の指示書、何度も出くわす同じ模様の犬、その犬の模様と同じ模様のネクタイをして擦れ違う外国人等、偶然なのか仕組まれた事象なのか判別できない状況が続く様子は集団ストーカーを想像させる。そんな状況に晒されているうちに、読む物全てに攻撃性を感じてしまうようになる、些細な出来事に対しても何か特別なメッセージや意味が隠されているのではないかと考えこんでしまう、精神病院に入れられることを危惧して行動や言動を制限するようになる、死にたくなるなど、集団ストーカーの被害者なら思い当たる心理状態が描かれている。

・「おれに関する噂」1972年　筒井康孝著

　平凡なサラリーマンが、ある日突然、マスコミのネタ作りのためにストーカーされる話。職場の女性をお茶に誘って断られた事がＴＶのニュース番組で顔写真入りで放送され、タクシーに乗るとヘリコプターが追跡してくる、自宅での行動や外出時の行動が次々に新聞、ラジオ、テレビで報道される。集団ストーカーの被害者がマスコミに仄めかしをされている状態に似ている。

その他著作物

・「ＧangＳtalking　book」や「集団ストーカー　本」でネット検索すると、多数の書籍が出てきます。画像検索をかけると本の外装の画像がリスト表示されますから、そのリストから読んでみたい書籍の画像をクリックし、下に表示されるＵＲＬから本の紹介をしているサイトページにアクセスします。英語が分からい場合は、ページ上部に表示されるＵＲＬをコピーし、yahooの検索バーに入力して検索をかけると、サイトのタイトル右側に「このページを和訳」という表示が出ますから、それをクリックすると、和訳された文書を見ることが出来ます。機械による自動翻訳なので、分かりずらい部分もあります。

私自身はこのような解説書を買ったことが無いので、これらの本に対する個別の解説はありません。